七浦小学校150周年 地域とのコラボ文化祭も

七浦小学校が創立150周年を迎え、記念する式典と地域とのコラボレーション文化祭が同時開催されました。

11月11日に行われた七浦小学校の創立150周年を祝う式典には、七浦小学校の児童、地域住民のほか、来賓として渡辺竜五市長、香遠正広佐渡市教育委員会教育長らが出席しました。
七浦小学校は明治6年に創立され、その後改称を繰り返しながら、昭和51年に新校舎が建てられました。
その後、平成12年に相川町立二見小学校と統合し、平成16年には市町村合併により、現在の佐渡市立七浦小学校に改称されました。

式では、七浦小学校の髙橋健校長が挨拶に立ち、歴史を築いてきた出席者らと児童へ向け感謝の言葉を述べました。
髙橋健校長「5,300名を超える人たちが、この七浦小学校で学んできました。ですから、今七浦小学校で学んでいる皆さんは、150年の歴史と伝統の上に立っています。皆さんにはこの歴史と伝統を受け継ぎながら新しい七浦小学校を作っていってほしいと思っています。」
式典後には七浦地域と七浦小学校のコラボレーション文化祭が開催され、初めに七浦小学校民謡クラブの七浦甚句が披露されました。

七浦小学校では、コロナ禍で縮小せざるを得なくなった文化祭を盛り上げようと、PTAや住民らで組織する学校運営協議会が働きかけ、令和2年度から地域と合同で行うコラボレーション文化祭を開催しています。
地域住民によって日本舞踊、佐渡おけさなどが披露されました。
また、七浦小学校出身のジェニーとヨッシーのペアが佐渡の竹などを用いた自作の楽器を使って、会場を巻き込んだリズム遊びを行いました。

後半には、全校児童による合奏が披露されました。
また、この日は、歴代の卒業生の作文集や卒業写真、学校生活のアルバムなども展示され、訪れた卒業生は昔を懐かしみ、児童らは自身の親や地域の人を探して小学校の歴史を感じているようでした。
児童らは、七浦小学校の歴史を振り返りながら、地域と学校が一体となって作り上げた文化祭を存分に楽しんでいるようでした。

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