おもてなし力向上目指し市職員が研修

8月21日、佐渡市職員らを対象にしたおもてなし力向上研修が、日本航空の講師を招いて開催されました。

佐渡市はおととし、佐渡金銀山の世界遺産登録に向け、観光客へのおもてなしを今一度見直そうと、日本航空株式会社と連携協定を締結し、これまで観光業関係者や市役所の職員などを対象に、おもてなしリーダー研修会などを開催してきました。
今回の研修は、おもてなし力向上を目的に佐渡市の採用3年目までの職員を対象に開催されたもので、日本航空株式会社の髙木麻衣子さんを講師とし、おもてなしリーダーとして昨年2月に認定を受けた佐渡市職員もサポート役として参加しました。

髙木さんは立ち振る舞いやコミュニケーションの重要性について講演し、市職員らは各場面においての適切な挨拶の角度や、会話における分かりやすい文章の組み立て方など実践を交えながら学んでいきます。
物事を伝える際に、相手を思いやる一言を添えるコミュニケーションについては、早速業務で生かしたいなどの声が上がりました。
髙木さんは、立ち振る舞いは職場やお客様にも影響するため、その変化を楽しみながら今日の学びを実践してほしいと呼びかけました。
参加した佐渡市職員「これまでいろんな接遇研修を受けたんですけども、それとはまた、ちょっと毛色が違う形で、とても有意義な面白い研修でした。この研修を活かして、これまで以上に市民の方に接する時には、きめ細やかなサービスが提供できるように頑張りたいと思います。」
中川正子さん「みんな和気あいあいとして雰囲気がすごく良いので、習ったことが活かしやすいと思いました。」
髙木麻衣子さん「来年の世界文化遺産の登録に向けて来島なさる方も、大変多くなってくるかと思うんですけれども、そういった中で市の職員の方や、おもてなしリーダーの方が中心となって、この佐渡の本当に美しい自然や文化をお客様との出会いを楽しみながら伝えていただければいいかなと思っておりますし、来島なさった方皆様が佐渡の虜になっていただければいいと思っております。」
佐渡市では、今後も産業関係者などを対象に研修を実施予定で、島民全体でおもてなし力の向上を図っていきます。

最新情報をチェックしよう!