「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録 登録に向け会のメンバーが気持ち一つに

7月27日に予定されている「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録の審議を前に、佐渡を世界遺産にする会のメンバーらがきらりうむ佐渡に集まり気持ちを新たにしました。

7月26日、きらりうむ佐渡に集まったのは、佐渡を世界遺産にする会のメンバーら15人ほどです。
メンバーらは7月27の世界遺産委員会で審議される予定の「佐渡島の金山」の世界遺産登録を見越して、8月1日に相川地区で行われる提灯行列の準備を行いました。
笹に提灯をつけたり、登録を踏まえて作られた新しいのぼりを建てるなどして、メンバーが登録の吉報を心待ちにしていました。
「佐渡島の金山」の世界遺産登録については、委員国である韓国が佐渡金山で朝鮮半島出身者の強制労働があったとして、日韓の外交関係者による協議が続いていましたが、7月26日、韓国外務省の担当者が韓国メディアに対し事実上、登録を容認する考えを示したことが分かりました。
メンバーからその情報を知らされた佐渡を世界遺産にする会の中野洸会長は「韓国の方にもご理解いただいたということは、本当に嬉しく思っています。おそらく決定するだろうということで、大きな期待を持って見守りたい」と語りました。
「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録の審議は、インドのニューデリーで日本時間7月27日、午後1時30分から午後4時30分の間に行われる予定です。
佐渡市では佐渡の審議が見込まれる7月27日、きらりうむ佐渡をメイン会場、市役所本庁大会議室をサブ会場としてパブリックビューイングを実施します。
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