福祉に関する方針示す素案協議

来年度から5年にわたる佐渡市の福祉計画に関する方針の素案が示され、1月16日にはその素案について協議する懇談会が開かれました。

佐渡市地域福祉計画・地域福祉活動計画は、少子高齢化や核家族化が進み価値観や生活などが多様化する中で、誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指すための理念と仕組みを作る計画です。
今年度末までの第3次計画では、健やかで思いやりのあふれるまちづくりの理念のもと、取り組みが進められてきました。
来年度から5年にわたり行われる方針となる第4次計画の素案は、主に第3次計画をもとにこれまでに島内の医療機関、福祉事業所をはじめ、民生委員や関連団体などから選出された委員から意見を募り方針が固められてきました。

特に第4次の素案では、持続可能な社会を築いていく取り組みSDGsや地域共生社会の実現を目指した取り組みをより推進します。また、高齢者の割合が増えることを想定し、判断能力が不十分な人に変わり財産管理といった契約などを支援する制度である成年後見制度や、犯罪をした人が円滑に社会の一員として復帰する再犯防止推進計画などの位置付けを明記し、地域の相談体制をより強化する方針です。
懇談会では昨年12月末頃に完成した素案をもとに、各委員が詳細について意見交換をしていました。
なお、第4次佐渡市地域福祉計画・地域福祉活動計画は、素案を今回の懇談会の意見をもとに修正し、佐渡市のホームページで一般から意見を募るパブリックコメントを実施したのち3月中に完成する予定です。
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