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伝統
毘沙門宵祭り 日本一早いとされる豆まき
毘沙門宵祭り 日本一早いとされる豆まき
2024年2月5日
伝統
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地域
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季節
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歴史
金井地区
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伝統
2月2日から3日にかけ、金井地区平清水の多聞寺毘沙門堂で旧正月の節分行事「毘沙門宵祭り」が行われ、日本一早いとされる豆まきは、福にあやかろうと多くの人でにぎわいました。
「毘沙門宵祭り」は、節分と旧正月の2年参りを合わせたもので、毎年多くの人が無病息災などを願い訪れています。
2日の午後7時30分から始まった祭りでは、護摩供養が行われた後に子どもたちの豆まきが行われました。
毘沙門天を祀る毘沙門堂には、鬼がいないことから掛け声は「福は内」のみで、子どもたちは多くのお菓子を集めようと勢いよく飛びついていました。
また、今年は人形供養が初めて行われました。様々な事情から手放すことになった思い入れのある人形をゴミとして捨てるのは忍びないと多聞寺の副住職が相談を受け行われたもので、真言とともにぬいぐるみなどの人形が焚き上げられました。
また、今年はコロナ禍で中止されていた福豆と福飴の販売や、甘酒のサービスが4年ぶりに再開され、多くの参拝者が購入していました。
そのほかにも長さおよそ10mの数珠を回す百万遍も行われ、参加した地域住民や参拝者らおよそ40人は、真言を唱えながらおよそ1時間、それぞれの願いを込めて数珠を回しました。
その後、多聞寺の土賀龍源住職による護摩供養が行われ、午前0時になり日付が変わると、日本一早い福豆まきが始まります。
毘沙門堂には入りきれないほどの参拝者が集まり、年男、年女などが太鼓の音に合わせて「福は内」と声をかけながら、落花生やみかん、お菓子などの縁起物をにぎやかにまくと、参拝者は多くの福にあやかりたいと一生懸命手を伸ばしていました。
多聞寺の土賀龍源住職は「多くの人たちと心を一つにできたことが嬉しい。 特別なことなどなく、ただ平穏な日常が続く1年を願うばかりです。」と話していました。
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