島内各地で色とりどりのぼたん見頃

季節

島内各地でぼたんの花が見頃を迎えています。ぼたん寺として親しまれている畑野地区の長谷寺、そして今年からライトアップで花を楽しめる金井地区平清水の多聞寺でも、ボタンが境内を彩り訪れた人の目を楽しませています。

およそ1,200年の歴史を持つ長谷寺。
ここでは23種類、およそ1,000株のぼたんが境内の各所に植えられ、この日は3割程度の開花が見られました。
今年は4月末から開花が進み、昨年に比べると5日ほど、例年に比べると10日ほど早い開花です。
5月4日、5日に境内で開かれる「ぼたん祭り」では、一番の見頃を楽しめるのではないかと冨田宝元住職は話します。
長谷寺のぼたんは5月10日頃まで楽しめそうだということです。
一方、金井地区平清水にある多聞寺では、ぼたんのライトアップが行われています。
境内に植えられているぼたんは、住職の土賀龍源さんが5年ほど前から育てているもので、およそ20種類200株ほどです。
桜のライトアップは島内でも数か所行われていますが、ぼたんのライトアップは珍しく、夜のボタンを楽しんでほしいと今年初めて開催されました。
色とりどりのぼたんは、電球の光に照らされ境内を彩っていました。
この日は、ライトアップされたぼたんを楽しもうと地域の人々が訪れていました。
多聞寺でのライトアップは5月10日まで開催される予定です。時間は日没から午後9時までだということです。

最新情報をチェックしよう！