佐渡市議会9月定例会一般質問 3日目

佐渡市議会9月定例会一般質問3日目の今日9月15日も、4人の議員が質問に立ちました。

午前に質問を行った金田淳一議員は、昨年12月の大規模停電の要因の一つとなった倒木や倒竹被害について現状の対策を質しました。
渡辺市長は、倒木予防のための事前伐採を実施するとともに、竹林の拡大防止に向けても取り組みを進めているとしました。
現在開催中の世界遺産委員会で明治日本の産業革命遺産に対する日本の対応が承認されたことを受け、佐渡の金山の登録がより現実味を帯びてきたとした金田議員は、観光活性化による地域経済への波及効果についても市の考えを求めました。

これに対し渡辺市長は、いずれも、国の採択を受け進められているに高付加価値化に向けた宿泊施設の改修や民間事業者が主体となった古民家再生により多様な宿泊ニーズに応える環境が整い、結果として利用客の満足度向上につながっていると手応えを述べました。
その上で国からの補助金を活用し、低コストで観光活性化が図られることは、経営の安定化や雇用の維持、拡充につながり、それが地域経済に波及していくのではと見解を示しました。
また、金田議員は、今季の佐渡汽船小木直江津航路輸送実績を問いました。

8月31日までの利用客は、およそ5万人でコロナ禍前の実績9万人から大幅に減少していると答えた佐渡市は、関係機関の声を聞き利用客増加に向け、次年度のダイヤを検討していく必要があるとしました。
午後に質問に立った中川直美議員は、次期市長選への出馬について市長からの明快な答弁を求めました。
それに対し渡辺市長は、現在市が抱えている重要課題に向け全力を尽くしたいとしつつ、まだ6ヶ月以上あるので、色々な意見を聞きながら最終的な判断をしていきたいと述べるにとどめました。

今議会の一般質問で1/3以上の議員が質問項目にあげた佐渡観光交流機構と佐渡市観光振興課による不適正な事務処理に対しても、改めて原因や今後の方針について問いました。
渡辺市長は、前例主義により必要な検討を怠り、幹部も含めた情報共有がされていなかったことを第一の要因としました。その上で不適正な事務処理が発生した原因を的確に掌握し、改善策を協議していくと述べました。
今後の観光交流機構については、自力で稼げる組織になることが重要だとし、地域づくり、観光戦略策定、受け入れ体制の整備などの3つの柱で取り組んでいくと方向性を示しました。

それに対し中川議員は、令和4年度中に策定した観光交流機構への負担金に関する交付要項についても、作成時期やその適用の仕方が法令順守に反しているのではと厳しく追求します。
渡辺市長は、法的には問題ないとしながらも申し訳ないと述べ、現場同士で勝手に進めたことは、非常に大きな問題だと改めて反省を口にしました。
一般質問3日目はこのほか山本健二議員が職員の残業時間や職員数、および台湾との交流について質問しました。

荒井眞里議員は子供たちが幸福で居心地の良い佐渡づくりについて市の見解を質しました。
来週9月19日の一般質問4日目は、稲辺茂樹議員が質問に立ちます。

最新情報をチェックしよう!