佐渡市議会6月定例会最終日

佐渡市議会6月定例会が7月1日最終日を迎え、総額487億9,000万円余りの一般会計補正予算を承認したほか、空席となっていた副市長に元官僚の鬼澤佳弘氏を選任しました。

この日は、人事案件6件が追加上程され、先議案件の1件を除く合わせて20件の議案が承認されました。
可決された総額487億9,000万円余りの一般会計補正予算には、世界遺産登録記念関連経費や路線バスの自動運転実証調査費用などが計上されています。
空席となっていた副市長には、元官僚の鬼澤佳弘氏が選任されました。千葉県出身の鬼澤氏は、昭和57年に文部省に入省。その後37年間教育文化行政に携わり、千葉県教育長、大阪大学理事などを歴任しました。
壇上で挨拶に立った鬼澤氏は、施政20周年の節目の年と世界遺産登録を目指す重要な時期の就任である認識を示した上で、一つ一つの課題に向き合い、職員とともに良きチームとして職責を誠実に勤めていきたいと抱負を述べました。
なお、議員発議案で柏崎刈羽原発の再稼働に反対する意見書の提出が上程されましたが、賛成少数で否決されています。
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