佐渡市議会2月定例会 一般質問3日目

佐渡市議会2月定例会一般質問3日目の日程が今日行われ、4人の議員が質問に立ちました。

今日、午前質問に立った中川健二議員は、小木直江津航路で新たに運行するカーフェリーこがね丸について、当初3月末の就航予定が4月29日に変更になったことに対する市長の考えや今後の誘客対策について問いました。
これに対し渡辺竜五佐渡市長は、就航時期の予定変更は残念遺憾であるとし、利用予定していた旅行会社からは、新潟航路へ変更するなどの対応を取ると聞いているが、利用客への対応は佐渡汽船が行うべきだとしました。
一方佐渡市は、こがね丸の誘客対策として車や飛行機といった交通事業者との連携に加え、対岸の上越市との連携も進めていきたいとしました。
また、中川議員は人口減少問題について佐渡の将来を支える若年層の人口が減っているが、具体的な対策はとっているのかと質しました。
渡辺竜五佐渡市長は、多様な働き場所を確保することが、何よりも、大事であるとし企業誘致や島内企業の事業規模拡大など若者のニーズを捉えながら、相対的な取り組みをしていきたいと述べました。
後藤議員は、人工呼吸器を装着し日常生活において医療的なケアを必要とする医療的ケア児と、その家族への支援について市の取り組みを問いました。
これに対し佐渡市は、支援の総合調整などを行う医療的ケア児等、コーディネーターを令和4年度に民間の2つの事業所にそれぞれ1人ずつ配置し、現在研修を行っている。令和5年度には、社会福祉課の総合福祉相談支援センターに1人配置する予定だとしました。
また、後藤議員は市役所佐和田行政サービスセンター内に整備される計画の佐渡市子育て拠点施設と佐和田図書館について、利用促進のための施策は考えているか問いました。
渡辺市長は利用促進と言うよりも、若者や子育て世帯が集まって相談をしたり、息抜きができる場として活用してもらえるよう、市民の意見を取り入れながら整備を進めていきたいと述べました。
その他、今日の一般質問では、山本健二議員が市の職員の勤怠管理や公共施設料金の値上げについて、北啓議員は新型コロナ収束後の経済対策や観光戦略について、それぞれ質しました。

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