佐渡市消防大会 訓練の成果を競うポンプ操法競技会

6月25日、佐和田地区八幡の佐渡市消防本部で佐渡市消防団ポンプ操法競技会が開催され、消防団員たちが日ごろの訓練の成果を競い合いました。

新型コロナの影響で4年ぶりに行われたこの大会は、佐渡市消防団の団結を強化し、消防活動体制の充実、強化により地域の防災に寄与することを目的に行われていて、新潟県消防大会出場チームの選考会も兼ねています。
今回は両津、中央、相川、南佐渡の各方面隊から272人が参加し、開会式では両津方面隊木村敦さんによる力強い選手宣誓が行われました。

操法競技会には、7人1組で行うポンプ車操法に2チーム、6人1組で行う小型ポンプ操法に2チームが出場し、各種目から1チームが県大会に出場します。
審査はホースを伸ばすところから接続、ポンプ操法などの動作の正確さや、炎に見立てた的に放水し、倒すまでにかかった時間の速さを競い合います。
令和5年6月1日現在、島内の消防団員は4年前に比べ100人少ない1,679人と、年々減少傾向にあります。
そんな中、選手たちは地域の安心安全に向けた訓練などを日々実施し、この日は真剣な眼差しと機敏な動きで競技に臨み、息のあった連携を披露すると会場からは大きな拍手が送られていました。
競技の結果、ポンプ車操法では南佐渡方面隊第2分団が、小型ポンプ車操法では相川方面隊第3分団が優勝し、8月6日に見附市で開催される第74回新潟県消防大会に出場します。
消防大会では、そのほかにも今年10月に東京都で開催される全国大会に出場する女性消防隊チアーズによるポンプ操法も披露されるなど、訪れた人は町の安心安全を守る消防団員の活動を間近に感じた1日になったようです。

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