佐渡の竹で環境に優しい自転車ラック作り

佐渡ロングライド210の開催に合わせて、佐渡で自生する竹を使って自転車ラックを作るイベントが行われました。

5月20日に佐渡ロングライド210の会場で行われたこのイベントは、自転車ラックを増やして島内を走るサイクリストの受け入れ環境を進めようと、佐渡市が初めて企画したものです。
この日は、ロングライド参加者や外国人観光客などおよそ20人が参加しました。

参加者たちが挑戦したのは、佐渡に自生する竹を使った環境に優しい自転車ラック作りです。
講師は、島内で竹を使ったものづくりなど竹に関する活動を行う佐渡バンブークラブが務め、参加者たちに竹について説明した後、ラックの作り方を教えました。
グループに分かれた参加者たちは、およそ1.5mから3mに切り分けられた竹7本を使い、苦戦しながらも真剣な様子で竹にヒモで結んでしっかりと固定して組み立てていきましたた。
最後に安定した作りになっているかどうか、手で押さえるなどして確かめ1時間ほどで7つの自転車ラックが完成しました。
この自転車ラックは、スポーツ自転車を4台かけることができ、ロングライドに出場する人たちが早速自転車をかけていました。今回製作された自転車ラックは、今後宿泊施設や観光施設に設置される予定です。

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