トキも歓迎!?田んぼアートで田植え

5月11日、今年で8回目となる田んぼアートの田植えが晴天の中行われ、参加者は気持ちの良い汗を流しました。

新穂青木の田んぼを利用して行われている田んぼアートは、朱鷺と暮らす郷認証米をPRするために始まったもので、8回目を迎えた今年は認証米を販売するコープデリにいがたの組合員や、佐渡kids生きもの調査隊の子どもたちなど、およそ90人が参加しました。
今年のデザインは、新潟市の日本自然環境専門学校の学生が考案したものです。
日本自然環境専門学校は、年に数回佐渡で生き物を育む農法の学習や伝統芸能体験を実施していて、今回の原案では学習のテーマの1つにもなっている「共生」をトキ、サドガエル、太鼓などで表現しています。
今年もおよそ28アールの田んぼにコシヒカリのほか、5色を表現する観賞用の稲が使用され、参加者はビニールの紐で色分けされたエリアを慎重に植え進めていきました。
田植作業中にトキが姿を見せる場面も。
思わぬサプライズもあり、参加者は佐渡で行われている生物多様性農業を実感していました。
後半には、子どもたちを対象に生きもの調査が実施され、サドガエルなど様々な生きものが田んぼに住んでいることを子どもたちは学びました。
田んぼアートの見頃は7月上旬から下旬頃で、例年延べ6,000人ほどが足を運んでいます。なお、稲刈りイベントは10月上旬を予定しています。

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