40年以上続く日本海朱鷺カップレース

40年以上の歴史を持つヨットレース「日本海朱鷺カップレース」が7月21日に加茂湖で開かれました。

島内の海洋スポーツ振興のため、年に一度開かれている「日本海朱鷺カップレース」には、島内や新潟県内のチームが参加しました。
このレースは旧両津高校ヨット部のOBが中心になっている両津スポーツ協会ヨット部が開催しているもので、ヨットに興味をもってもらい競技人口を増やしたいと40年以上続けています。
また、ヨットの世界選手権で日本人として初めて優勝を飾った両津地区出身の故 甲斐幸さんを生んだ場所を大切にしたいという想いも込められています。
レースは2種目を行われ、一般の2人乗りのスナイプ級に島内参加者のいる5チームを含む10チームが参加。1人乗りのジュニアのオプティミスト級には3人が参加しました。
競技は、自然の風をセールで受けながら船のバランスをとり、速さを競い合います。昨年から始まったオプティミスト級では3人が7レースの総合得点を競い合いました。この種目は全員が新潟からの選手で6月から週に1回程度練習を重ねてきた子どもたちは、全身を使いながらセールを調整し懸命にレースに臨んでいました。
また、一般のスナイプ級は二艘ずつのトーナメント形式で行われました。大きなメインセールを操作してヨットの進む方向を決める人と、小さな帆を操作しながら船のバランスを保つなどの役割の人とが組むスナイプ級。選手たちは風を読みセールを調整しながら身を乗り出し、風をうまく利用していました。
両津スポーツ協会ヨット部では、今後も、佐渡の海洋資源を活用しマリンスポーツなどを通し地域活性化などにつなげたいと話していました。
なお、天候にもよりますが、日曜日の午後1時30分から、かもこボートハウス周辺でヨットなどの練習会を行っています。興味のある方は、サードフィールドさどまでお問い合わせください。
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