音大生と織りなすホルンアンサンブル

ホルン奏者の音大生と佐渡の楽器演奏者が共演する演奏会が8月27日、アミューズメント佐渡で開かれました。

この演奏会は、両津地区出身で大阪音楽大学教授の新通英洋さんが、佐渡の楽器演奏者に貴重な演奏の機会を提供したいと企画したものです。
演奏会には、大阪音楽大学でホルンを専攻する学生ら31人や、佐渡の中高生のほかウインドアンサンブル佐渡や両津市民バンドなどの音楽団体が出演しました。

演奏会は2部構成で、第1部は音大生らによるホルンのファンファーレ曲から始まり、花や赤とんぼなど日本の童謡を編曲したメドレー形式曲のほか、中学生や高校生とのセッションも披露されました。
第2部では、アルプス地方に伝わる楽器アルペンホルンを使用した楽曲や新通さんのピアノ独奏など、バラエティに富んだ内容で観客を楽しませました。
最後には、音大生と佐渡の演奏者総勢53人のアンサンブルによる迫力の演奏が披露されました。
観客「迫力がすごい伝わってきて、ホールの音響もあると思うんですけど、楽器そのものの音って感じがしてすごく楽しかったです。」
市民団体メンバー「緊張したんですけれども、ホルンと一緒に演奏できるって機会は、本当に貴重な体験なので、すごくありがたく嬉しいと感じています。音大の先生にご指導をたくさんいただいたので、それを活かして演奏が良くなるように精進したいと思います。」
素晴らしい音色に触れ音楽を通して交流する貴重な機会になったようです。

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