離島甲子園 佐渡市中学校選抜チーム結団式

離島の中学生の野球大会「離島甲子園」の開催を前に、佐渡市の選抜チームの決団式とチームとして初めての合同練習が7月20日に行われました。

国土交通大臣杯全国離島交流中学生野球大会(通称:離島甲子園)は、元プロ野球ロッテオリオンズ投手の故・村田兆治さんの提唱で始まったもので、全国の離島の中学が野球を通して交流することにより、健全な青少年の育成と離島の振興に寄与することを目的としています。
佐渡市中学校選抜チームは、おととし佐渡で行われた2022年大会で優勝。鹿児島県の奄美大島で開催された昨年の大会では、準々決勝へ進出しベスト8になりました。
7月20日には佐渡市の代表として、今年の大会に出場する佐渡市中学生選抜チームの結団式が行われ、選手15人とその保護者などが出席しました。
式では選手一人一人の名前が呼ばれ、渡辺竜五市長から選抜チームの帽子が贈られました。
式の後にはサンスポーツランド畑野野球場へ移動し、選抜チームとして初となる合同練習が行われました。
普段は違うチームでプレーをしている選手たちですが、島内の大会で顔を合わせる機会が多いとあって、互いに声を掛け合いながら練習に打ち込んでいました。
本間真爽さん「憧れの舞台でもありますし、こうやって18人の中に選ばれたのは今後の自信にもつながるので正直嬉しいですね。キャプテンは初めてですが自分から元気を出し、不安もありますがいい仲間たちがいるので支えながらやっていきたいと思います。目標は優勝です。」
近藤慎司監督「去年、おととしに負けず劣らず粒揃いの良い選手が揃ったチームだと思っています。2年前に優勝したのが1、2年生のチームでしたが、その時の1年生が3年生になり、今年のチームの一員になっています。優勝を経験した選手がいるというところでは、十分に優勝に挑戦できるチームだと思ってます。」
今年の離島甲子園は、全国25の自治体から合同チームなどを含め23チームが出場を予定していて、長崎県壱岐市を会場に8月19日から開催されます。佐渡市中学校選抜の初戦は長崎県五島市の五島バラモンとの対戦です。
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