赤泊中閉校式 78年の歴史に幕

11月16日、今年度末で閉校し南佐渡中学校と統合する赤泊中学校で閉校式が行われ、多くの人たちに惜しまれつつ78年の歴史に幕を下ろしました。

赤泊中学校は、昭和22年に赤泊村立赤泊中学校として創立。市町村合併により平成16年に佐渡市立赤泊中学校に校名が変更され、これまで5,264人の卒業生を輩出してきました。
小規模校ながら、文化・スポーツの両面で数多くの功績を残し、また、地域の祭りでは「赤中ソーラン」を披露するなど、地域との関わりも大切にしてきました。
しかし、生徒数の減少などにより、今年度末をもって78年の歴史に幕を下ろします。閉校式の会場となった体育館には在校生をはじめ、卒業生や元教職員、地域の人たちなどおよそ180人が閉校を惜しむように集まりました。
本間 学 校長は閉校の言葉で「皆さんの未来への飛躍の時がやってきます 南佐渡中学校や新たな学び舎に行っても赤中魂を忘れず ここで培った力を大いに発揮してください」と在校生に励ましの言葉を送りました。
また、生徒を代表し生徒会長の渡邉泰河さんが別れの言葉を告げました。
その後、生徒から校長へ、そして校長から教育委員会へと長い歴史が詰まった校旗が返納されました。
最後に在校生らによって合唱や踊りが披露され、最後の「赤中ソーラン」が披露されました。
赤泊中学校の在校生たちは、4月から統合先の南佐渡中学校で新たな学校生活をスタートさせます。

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