盆花目合わせ よりよい品質へ

7月20日、切花の生産者らが集まり、お盆に多く出荷される盆花の出荷基準などを確認する目合わせ会が行われました。

この目合わせ会は、収穫時の注意点や品質の揃ったものを出荷するよう、生産者の意識を統一するために行なわれているものです。
お盆をメインに出荷されるキクやアスターなどを集めた盆花の目合わせ会には島内およそ30人の切花生産者らのうち、10人が集まりました。

はじめにJA佐渡切花倶楽部の長田満会長や、青果市場の担当者から今年は長雨の影響で日照不足になり、新潟県内の花が不足傾向であり、少しでも多く花を出してほしいと切花の出荷状況や品質管理について話がありました。
また、出荷時の梱包状況や花の丈によって等級が変わってくること、また病害虫のあるものは品質を定価させるため、出荷しないといった決まり事なども再度確認していました。
そのあと、現在出荷されているキクの花を参考にお盆時期に出荷する花の状態などを生産者同士で確認しあっていました。
目合わせ会のあとには現地視察も行われました。
農家は出荷の期間を長くするため、開花時期をずらす様々な工夫を凝らしていて、お盆時期に出荷予定の畑では、まだ硬いつぼみが多く見られる状態でした。
また、高温日が続くことが予想されていることから、どのように手入れをするのかなど、品質の良い状態で出荷するため、生産者同士で話し合いながら確認していました。
長田満会長「地元で作っているということで、日持ちが非常に良いです。朝収穫してそのまま市場や販売店に卸しておりますので、とにかく新鮮ということが一番だと思ってます。生産者がこだわりを持って作っているボリュームのある花束になっておりますので、お買い得だと思います。」
佐渡産の盆花は、お盆前の8月7日頃から島内の店舗に並び、8月11日からは、JA佐渡の店舗などで特設ブースが設けられる「盆花市」なども開催されるということです。

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