灯台を軸にジオパークや地域の特産学ぶモニターツアー

灯台を通じて、佐渡ジオパークや地元の特産について学ぶモニターツアーが、昨日12日、小木地区で行われました。

ツアーには学校関係者や親子、島外からの移住者など12人が参加し、ジオガイドによる説明を聞きながら沢崎集落や沢崎鼻灯台周辺を散策しました。
散策中は、灯台周辺の地形が自然の力によってどのようにしてできたかや、その地形によって、沢崎名物「板のり」の材料である岩のりが豊富にとれることなどが説明されました。
普段は、海上保安庁の許可がないと登ることができない灯台内部も見学し、参加者らは、地殻変動によりできた広大な地形を地上20mから目の当たりにして、その風景を写真に収めていました。
その後は、沢崎集落に戻り「板のり」作りを体験。集落の住民から手ほどきを受け、木の枠の中に入れた岩のりを薄く均し、慎重に水から引き上げます。
ツアーを企画したプロジェクトの委託企業、アクトインディー株式会社は、今回のフィードバックを受け、来年以降の商品化を目指す他、松ヶ崎の鴻ノ瀬鼻灯台や両津大川の姫崎灯台などのツアーも企画していきたいとしています。

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