港で4年ぶり姫津のイカをPR

7月15日、イカの水揚げで有名な相川地区の姫津漁港でイカグルメを堪能するイベントが港では、4年ぶりに開催されました。

県内有数のイカの水揚げを誇る姫津漁港で地元のイカをPRしようと開催されているのが「姫津いかイカまつり」です。
新型コロナの影響などで数年は中止され、昨年は両津港で小規模に開催したため、地元での開催は4年ぶりとなりました。

しかし、今年はイカの記録的な不漁に見舞われ、水揚げは昨年の2割以下に落ち込みました。
そんな中、地域を活性化させたいと、姫津漁協を中心に開催にこぎつけました。
不漁により、今年は生イカの販売は中止されましたが、イカ焼きやイカコロッケなど地元産のイカを使ったグルメがずらりと並び、訪れた人はその味を堪能していました。
当日は天候不良により、イカ釣り漁船のクルージング体験は中止となったものの、イカさばき体験も実施され、参加者は楽しみながら挑戦していました。
一方、芸能ステージでは地元伝統の薬師太鼓や金泉小学校の児童によるよさこいなどが披露され、祭りを大いに盛り上げました。
また、この日一番の盛り上がりを見せたのは生イカ1箱を懸けたじゃんけん大会。大人から子どもまでが参加して楽しんでいました。
過去にないイカの不漁の年となりましたが、多くの人が姫津産のイカを堪能し無事にイベントを開催できたことに関係者は安堵の表情を見せていました。
この日は、およそ1,500人が会場を訪れ、姫津の食や体験、芸能鑑賞を楽しみました。

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