消防団員が日頃の訓練の成果を競い合う

6月30日、佐渡市消防団ポンプ操法競技会が開催され、島内の消防団員たちが日頃の訓練の成果を競い合いました。

この大会は、佐渡市消防団の団結強化と体制の充実により、地域防災に寄与することを目的に行われているもので、新潟県消防大会の出場チーム選考会も兼ねています。
今回は、中央、相川、両津、南佐渡の各方面隊から181人が参加し、開会式では南佐渡方面隊の武井和範さんによる力強い選手宣誓が行われました。
この日はあいにくの雨でしたが、今年は県大会が17年ぶりに佐渡で行われるということもあり渡辺竜五市長もエールを送ります。
操法競技会には、7人1組で行うポンプ車操法と6人1組で行う小型ポンプ操法の2つの種目にそれぞれ2チームずつ出場し、各種目1チームが県大会に出場します。
審査は動作の正確さや、炎に見立てた的を倒すまでの時間で競います。
競技もさることながら、隊員たちは雨でも火事は起こると地域の安心安全のために真剣なまなざしで取り組んでいました。
競技の結果、ポンプ車操法では中央方面体の畑野中隊が優勝。小型ポンプ操法では、南佐渡方面帯が優勝し7月月28日に小木港北埠頭で行われる第75回新潟県消防大会に出場します。
訪れた人にとっても、消防団の仕事を身近に感じる1日になったようでした。
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