新米初検査 一等米比率例年並み

9月10日、令和6年産の佐渡米の初検査が行われました。今年は高温対策が功を奏し、一等米比率が95%と例年並みに戻りました。

9月10日午前、JA佐渡の畑野米倉庫ではJA佐渡管内で収穫された早生品種の「こしいぶき」と「ゆきん子舞」、酒米の「五百万石」の3種類合わせておよそ41トンが検査されました。
米不足を受け「少しでも早く消費者に届けたい」という想いから、昨年よりも3日早い初検査となります。
検査では米袋からサンプル用の米を抜き取り、検査員が粒の大きさや形、割れ具合などを確認します。
今日の初検査の結果は一等米比率が95%と例年並みとなりました。
昨年は猛暑の影響で最終的に一等米比率が3%と過去にない低さとなりましたが、それを受けJA佐渡は高温対策の呼びかけや、機器の貸し出しなどを行ってきたということです。
JA佐渡は刈り遅れに注意するとともに、引き続き丁寧な調整作業を心がけてほしいとしています。
昨年の猛暑による収穫量の減少とインバウンド需要の高まりから、現在佐渡島内でも米が不足する状況にありますが、JA佐渡によりますと早ければ今週末からコシヒカリの検査も始まり、来週には供給も安定する見込みだということです。
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