文化財の保護・活用のため市と有識者が意見交換

佐渡市の文化財の保護・活用のため、有識者と市の関係者らが意見を交わす審議会が、2月13日に開かれました。審議会には、民俗学や美術工芸に詳しい大学教授などオンラインも含め有識者8人が参加しました。

会ではまず、令和4年4月に策定された佐渡市文化振興ビジョンについて、市の担当者から報告がありました。
昨年12月から1月にかけて到来した寒波により、島内の文化財で屋根の破損や枝折れなど31件の被害があったことも報告されました。
おととし12月、火災により本堂が消失した妙照寺に保管されていた市指定有形文化財の涅槃図に関して、状態の把握のため今年10月に搬出する計画について説明があると、委員からは、保管されている他の文化財についても、状態や処置の必要性などを同時に調査すべきではないかとの意見が出されました。
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