持続可能な農業目指し大学と連携協定締結

5月16日、佐渡市は新潟市にある新潟食糧農業大学と、持続可能な食糧システムの構築に向けた連携協定を締結しました。今後は、学びのフィールドとして学生の受け入れや、農業分野での産官学が連携した取り組みを目指します。

NSGグループの学校法人新潟総合学園が運営する新潟食糧農業大学は、食、農業、ビジネスを一体的に学ぶ「食の総合大学」として2018年に創立、新潟市と胎内市にキャンパスを置き食に関する幅広い知識を持つ人材の育成を目指しています。

この度、佐渡市と食や農業を中心とした地域振興と人材育成を図り、持続可能な農業体系の確立を目指し、連携協定を締結することになり5月16日にその締結式が行われました。
式には、新潟食糧農業大学の渡辺好明学長と渡辺竜五市長などが出席し、協定書に署名しました。
佐渡市と新潟食糧農業大学は、柿の加工品づくりに関する柿の渋抜きの調査・研究や、ジアス10周年のプロジェクトへの学生参加など、これまでも関係がありました。
今回の協定締結により、食、農業、ビジネスを一体的に学ぶフィールドとしての学生の受け入れ、佐渡市としては大学の専門的な知見や技術を活かした取り組みをさらに進めるとしています。
コロナ禍により数年越しの協定締結になったということで、佐渡市や大学関係者は連携による市の農業の発展に期待を寄せていました。

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