年末年始の交通事故と詐欺被害防止呼びかけ

年末年始の外出が増える機会に合わせて、佐渡警察署員が佐和田地区の商業施設で交通死亡事故と特殊詐欺被害の防止を呼びかけました。

12月21日、セントラルタウン内で交通死亡事故と特殊詐欺被害の防止を買い物客へ呼びかけたのは佐渡警察署の署員7人です。
これは、外出が増え慣れない道を運転する機会が多くなる年末年始に合わせて行われたもので、同時に今年10代から高齢者まで幅広い世代が被害にあっている特殊詐欺の被害防止も呼びかけられました。
署員は反射材などの交通安全グッズやチラシが入った袋を手渡しながら、事故防止と詐欺防止について説明していました。

佐渡警察署によりますと、島内の特殊詐欺被害は今年1月から11月末までで5件、被害合計額はおよそ1,029万円で佐渡では初めて1,000万円を超えました。
昨年の同じ時期と比べて3件増えていて、年齢に関係なく被害に遭っていることから、引き続き注意してほしいとしています。
大島裕司課長「『ATMでお金が戻る』これはぜったいありません。電子マネーを買ってくれというようなことは間違いなく詐欺です。迷ったら周りの人に相談していただければと思います。」

また、島内の交通事故死者数は、今年1月から12月21日までで1人。昨年の同じ時期と比べて1人減っていますが、今年と昨年ともに1月に事故が発生していて、この時期特に注意してほしいとしています。
署員らはチラシを配るほかに、夜道でも安全に歩いてもらおうと、貼るタイプの反射材を買い物客の靴に貼って、島民の交通事故防止に力を入れて活動していました。
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