市長会見 ふるさと納税返礼品で市長が金山ガイド

市長定例記者会見が5月16日開かれ、ふるさと納税の返礼品として市長自らが佐渡金山を案内する企画商品を設定したことが発表されました。また、深刻化する島内の労働力不足に対して、サイトを活用した単発お仕事サイトの運用を開始することも併せて伝えられました。

前年度よりおよそ3,300万円多い4億2,200万円ほどの実績があった令和4年度のふるさと納税ですが、より魅力的な返礼品をという担当課からの発案により、渡辺竜五佐渡市長自らが佐渡金山を案内する企画商品が追加されました。

寄付額は「さ・ど」に掛けて、3万1,000円にしています。
これまでも、国や県の関係者を案内する際、渡辺市長が金山にまつわるサイドストーリーなどを説明することがあったとし、これを機会に採掘技術など本質的な部分も学んでいきたいと市長も意欲を見せています。
実施時期は7月29日で、納税者の生の声を聞き、今後のふるさと納税に活かしていく目的もあるということです。
会見では深刻化する島内の人手不足解消に向け、子育てや介護中であったり、学生やシルバー世代など多様な労働力を掘り起こすため、佐渡市公式の単発お仕事探しサイト「さどマッチボックス」の運用を開始することも発表されました。
このサイトを利用し、フルタイムの就業が難しい人も単発バイトで空いた時間を有効活用することができるとします。応募、出勤、給与申請までスマホ1つで完結でき、働いた翌日には給料が支払われる仕組みです。
登録する事業者側にも、勤怠管理から給与支払い、雇用関係書類の作成などシステムで自動処理されるため大きなメリットがあります。
この単発お仕事探しサイト「さどマッチボックス」は来月1日から運用を開始します。佐渡市は、今年度末までに登録事業者を130社、求職者はおよそ2,600人、採用件数は、延べ6,200件を目標にしています。
このほか健康寿命日本一に向けた取り組みとして、ポイントを貯めると佐渡の特産品が当たる健康ポイント事業や、今月28日に開催される「1,000人ラジオ体操会」についても伝えられました。

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