島球児たちの夏2024 佐渡高校

夏の高校野球新潟大会出場校を紹介する島球児たちの夏。今回は佐渡高校です。

島内で部員数が最も多い佐渡高校野球部。昨年の夏の大会を経験した選手も多く、積み上げてきた技術を武器に大会に臨みます。
水沼夏生主将「このチームは部員、マネージャーともに人数が多いので、紅白戦など活気ある練習をたくさんできるところです。特に2、3年生の中が良くよく会話しています。」
佐渡高校が目指すのは「守り勝つ野球」。
ピッチャーの風間堅斗選手、児玉一翔選手はともに130km後半の速球と多彩な変化球で相手打線を抑えます。
前山隼人監督「失点をいかに減らしていくか、点を取られても最少失点でいかにくい止めるか、まずは守りからリズムをつくって得点につなげていけるようなチームを目指しています。」
そんな佐渡高校が取り組んでいるのは「県内一のキャッチボール」です。
前山隼人監督「意識としては守備練習だというただの肩慣らしじゃないですし、投げる取る姿勢、心構え、試合に勝っていく上で大事な部分、大事な要素が詰まっているのがキャッチボールだと思っています。」
ほかにも様々な状況を想定した連携プレーの練習で、徹底して守りを磨いてきました。
バッティングの中心は4番の引野瑛心選手。チャンスを確実に得点につなげます。
引野瑛心選手「大振りにしないようにコンパクトなスイング心がけて、シングルヒットで次のバッターにつないでいくことを心がけてます。チャンスの場面で回ってきたら1本出したいと思っています。先頭で回ってきたとしても、シングルヒットで出塁してチームに勢いをつけたいです。」
甲子園を目指し、日々汗を流す選手たちを支えるのは10人のマネージャーたち。部員全員分のおにぎりを学校でつくり、毎日グランドまで届けます。
「おいしいです!」
後藤奈々子さん「楽しいです。身体が大きくなってほしいなって思いを込めて作っています。」
マネージャーだけでなく、自分たちを支えてくれる人への感謝の気持ちを忘れずに試合に臨んでほしいと監督は話します。
がんばれ!佐渡高校野球部
最新情報をチェックしよう!