小木直江津航路3年ぶりフェリー就航 記念イベントも

4月29日、小木直江津航路におよそ3年ぶりとなるカーフェリーが就航し記念イベントが開催されました。

小木直江津航路では、2015年から高速カーフェリー「あかね」が運行していましたが、2020年11月を最後に定期便が休止。カーフェリーの運航はおよそ3年ぶりとなります。

あらたに運行が始まったカーフェリー「こがね丸」は、佐渡汽船が県と佐渡市、上越市の支援を受け、愛媛県の宇和島運輸株式会社から中古で購入した船舶で、全長116.5m、旅客定員は最大584人で、車両は乗用車換算で150台を積載することができます。
また、佐渡汽船では、初めて愛犬と過ごせる船室、「1等ウィズドッグルーム」を設けているほか、デッキにはドッグランもあり、「1等ウィズドッグルーム」も合わせ貸切で利用することもできます。
4月29日には、直江津港発のこがね丸第一便の到着に合わせ、小木港で就航記念イベントが開かれました。
第一便には、乗客およそ280人と車50台ほどが乗船していて、佐渡市のキャラクターサドッキーや佐渡市の観光振興部の職員などが出迎えたほか、金井地区の三瀬川青年会が鬼太鼓を披露し乗客を歓迎しました。
また、「こがね丸」の就航に合わせ、株式会社良品計画が運営する無印良品の商品を載せたバス「MUJIバス」での移動販売も行われました。
これは、新潟県と連携協定を結ぶ良品計画が交流人口の拡大や地域経済の活性化のため、こがね丸の就航記念事業として行うもので、この日は食料品や衣料品など、およそ300点がバスとその脇に並び、200人ほどが買い物を楽しんだということです。
今後は、6月から11月までの間、第3土曜日に来島して島内各地で販売を行うということです。
なお、「こがね丸」は小木直江津間を1日2往復し、11月中旬まで運行する予定です。

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