小学生が科学実験に親しむ 科学実験教室

7月9日、子どもたちに科学に興味を持ってもらおうと新潟薬科大学が主催し科学実験教室が開かれました。

両津地区の佐渡島開発総合センターで開かれた「キッズ&ジュニア サイエンススクール」には、午前の部、午後の部合わせおよそ60人の小学生が参加しました。
これは、子供たちに化学実験を通して科学や薬学に興味を持ってもらおうと新潟薬科大学が2年前から行っているもので、講師は医療技術学部の中川沙織教授が務めました。

実験は大学に侵入してケーキを食べた犯人を捜しだすというもので、ヒントとなるのは現場に残された血液です。
血液型を調べる実験では2色の試薬と血液の検体を使って、犯人が何型なのかを特定します。子どもたちは、血液型を判定するのに血が固まるかどうかを観察し、もらった資料と照らし合わせながら犯人の血液型を判定していました。
また、血糖値を調べる実験では試験管に血液の検体とその他の液体を入れ、血糖値の高さを調べます。
甘いケーキを食べると血糖値が高くなるため、実験で出た数値から犯人が誰なのか絞っていきました。
子どもたちは、新潟薬科大学の学生や保護者らの手を借りながら真剣な表情で実験に取り組んでいました。
中川沙織教授「今は、YouTubeとかいろんな動画サイトで何でも見れる時代なんですけども、見るのとやるのじゃ全然違うので、やっぱり体験するがすごく大切なんじゃないかなと思うので、いろんなところに興味を持ったり、やりたいっていう気持ちを持ってほしいなと思ってます。」
今年佐渡島内で行われる、科学実験教室は今回と違う内容であと2回開催される予定です。日程は、8月27日と10月1日で申し込みなど詳しい内容は、新潟薬科大学のホームページをご覧ください。

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