小原流佐渡支部 創立50周年記念し舞台いけばな披露

いけばなの三大流派のひとつ、小原流佐渡支部の創立50周年を記念したイベントが、6月4日にアミューズメント佐渡で開催されました。

このイベントは、小原流佐渡支部の創立50周年を記念して開催されたもので、佐渡支部の会員などを中心におよそ600人が会場に詰めかけました。
当日は、小原流研究院の金森厚至副院長による舞台いけばなが披露されました。

いけばなには400以上の流派があると言われていますが、小原流は日本の代表的な三大流派の一つに数えられ、佐渡支部には現在120人ほどが在籍しています。
金森さんは佐渡でとれた花を花材として使用し、小原流の伝統的な生け方を説明しながら花を生けていきます。
中には、カンゾウやアジサイといった季節の花を使った作品や、小原流の歴代の家元の作品などが披露され、訪れた人は迫力のある作品に見入っていました。
後半には、江戸時代の琳派絵師が描いた絵画の世界を花で表現する、琳派調いけばなのパフォーマンスが行われました。
高さ3m以上の青竹をベースに、金森さんが色鮮やかな花を次々と生けていきます。
観客らは、花本来の美しさと作品のダイナミックさに圧倒されながら、写真を撮るなどして鑑賞を楽しんでいました。
小原流佐渡支部では、今後イベントの開催などを通して、若い世代にもいけばなに親しんでもらいたいとしています。

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