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専門学生が鳥居の修復作業
専門学生が鳥居の修復作業
2023年7月29日
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両津地区
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伝統文化と環境福祉の専門学校
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伝統
伝統文化と環境福祉の専門学校の学生が地域から依頼を受け、老朽化した神社の鳥居の修復作業に取り組んでいます。
7月28日、学生たちが修復を行っているのは、両津地区の住吉神社の鳥居です。
伝統文化と環境福祉の専門学校の伝統建築学科では、島内の宮大工が不足するなか、学生たちの実習の場として神社や鳥居などの修復作業を行っています。
今回は、建てられてからおよそ80年が経過した住吉神社の鳥居の修復を地域住民から依頼され、老朽化した下半分を切断し、新しいものに取り替える作業に取り組みます。
7月28日には、元の鳥居と新しい柱の接合部を整形する作業などが行われました。
柱を差し込む穴の位置を決める作業では、学生らで声を掛け合いながら金槌などを使って、慎重に微調整を繰り返します。
学生たちは、今年3月に作業を開始。寸法や図面の作成、木材の切り出しなども全て学生たちの手で行われています。
接合部の加工は、鳥居の耐久性や出来栄えを左右する重要な工程となるため、学生たちは、真剣な眼差しで作業にあたっていました。
廣重堅司さん「出身は岡山です。宮大工の専門学校は数件、他の県にもあるんですけど、佐渡の専門学校が圧倒的に現場の実習が多いので佐渡を選びました。地元の人たちの神社なので、その人たちが納得いくようなきれいな仕上がりにしていきたいと思ってます。」
伊藤翔さん「今回依頼していただいた方にも、満足していただける仕上がりを作るということを、一番意識しています。」
作業を依頼した住吉神社氏子総代は、依頼を受けてもらいありがたく思う、将来宮大工を目指す学生たちにとって、実習が良い経験になればと話していました。
鳥居の完成は、8月上旬を予定しているということです。
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