大学生らが大野亀の海岸で清掃活動

環境保護や地域活性化などに取り組むボランティア団体の大学生らが、両津地区大野亀の海岸で清掃活動を行いました。

9月12日から14日まで清掃活動のためにNPO法人国際ボランティア学生協会IVUSAを構成する学生など、およそ60人が両津地区願にある大野亀の海岸を訪れました。
東京都世田谷区に本部があるIVUSAは、全国およそ80大学、2,500人ほどの学生によって構成される学生中心のNPO法人で、環境保護、地域活性化などの分野の活動をで国内外で行っています。
新型コロナウイルスの影響で佐渡での活動は、4年ぶりとなりましたが、佐渡市や佐渡両津海府観光協会などの協力のもと、地域の人とともに清掃活動を進めていきました。

清掃活動では漁具などのほか、外国語が書かれた缶やプラスチックごみなども多くあり、学生らは体力を生かして次々と拾っていきました。
参加した学生「初めてのことがたくさんあって、とてもいい経験になってます。」
参加した学生「佐渡の方と大学生とが肩を組み合って、ゴミ清掃という一つのものに向かって頑張ってる姿にすごく心打たれるものもありますし、それに参加できてる自分がすごく嬉しく思います。」

野田佳穂さん「ほかの清掃現場と比べるとすごくプラスチックゴミが多い印象です。日本海ということもあると思うんですけど、外国語のラベルのペットボトルとかも流れ着いていて、海洋ゴミが海を巡って、日本までたどり着いているっていうところで、海洋ごみ問題の大きさや重要さっていうところを実感しました。」
奥山泰成さん「この清掃活動を通じていろんな方に発信をして、社会がより良くなっていけば、いいと思っているので、この熱意をどんどん社会へ普及できるように、これからも清掃活動等に励んでいきたいと思っています。」
今回3日間の清掃活動で流木などの粗大ごみのほか、45Lのゴミ袋408袋分のごみが集められました。
IVUSAは、来年も佐渡での清掃活動を続けていきたいとしています。

最新情報をチェックしよう!