大型連休 今年の島内の賑わいは?

今年の大型連休は、平日を含めると最大で10連休となります。コロナ禍が落ち着き、円安などの影響もあり島内の観光地も賑わいを見せています。

今年7月に開催される世界遺産委員会で、世界文化遺産登録の可否が決まる佐渡金山。
連休中盤のこの日、県内外から多くの観光客が訪れ坑道内を見学していました。
運営するゴールデン佐渡によりますと、今年の4月は昨年同月のおよそ1.5倍となる1万人ほどの来訪があり、能登半島地震被災地の宿泊施設などを支援する「北陸応援割」の影響も大きいと見ています。
応援割は4月26日で終了していて、以降は観光客の減少も懸念されましたが、円安の影響もあり滑り出しはまずまずということです。
一方、北沢浮遊選鉱場跡にも歴史的建造物を一目見ようと観光客が訪れています。
佐渡汽船によりますと、カーフェリー、ジェットフォイルともに新潟発は3日に満席が多く、両津発は5日にピークを迎えるということです。
相川地区北狄の尖閣湾揚島遊園の担当者は、大型連休中の入り込み状況について天候や曜日配列などで一概には言えないとしながらも、4月の来客数はコロナ禍前に迫りつつあり、連休中のにぎわいに期待を寄せています。
佐渡観光交流機構によりますと、連休中の来島者はおよそ4万人と見込んでいて、島内の宿泊施設の予約状況は、5月3日から4日にかけて満室が多く見られるということです。
連休中はお天気も良さそうなので、是非佐渡を楽しんで欲しいと思います。

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