四季折々の佐渡の風景写した写真展

写真について学び合う新穂写彩の会で活動し、3年前に亡くなった土屋忠司さんが佐渡の風景などを撮影した写真の作品展が新穂歴史民俗資料館で開かれています。

会場には、写真を愛した土屋忠司さんが写した佐渡の風景や人物の写真24点が展示されています。この作品展は公民館活動の一環で、月1回開催されている写真撮影を勉強する新穂写彩の会が土屋さんの人柄を偲ぼうと開いたものです。
3年前に亡くなった土屋さんは、昭和14年に新穂長畝で生まれ、稲作や柿農家などの農業をする傍ら、子どもの頃に興味のあった写真撮影を楽しみに過ごしていました。
展示されているのは、新潟県や佐渡市の写真コンテストで入賞した作品が中心で、構図やコントラストにこだわって撮影したという佐渡の四季の風景や、写真から物語が伝わるような人物写真などから土屋さんの撮影への情熱が感じられます。

渡辺昭子さん「風景にしても、スナップにしても両方熱心で、1秒あれば写真が撮れるんですけど、その1秒に何日もかけ、にコツコツと作り上げて1枚ができております。それが土屋さんの今までのスタイルなので、1枚一枚じっくり見てあげてください。」
土屋さんの写真愛が感じられる「土屋忠司遺作展」は、新穂歴史民俗資料館で開催中です。
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