前浜中生徒 課題解決型職場体験でアンケート調査

前浜中学校の2年生と3年生が8月30日と31日、佐渡観光交流機構の課題解決型職場体験に参加し、佐渡汽船両津港ターミナルで、観光客らにアンケート調査を行い結果を報告しました。

前浜中学校の2年生、1人と3年生、2人が参加した課題解決型職場体験は、佐渡市の各中学校で平成27年度から取り組んでいるもので、体験してみるだけの職場訪問ではなく訪問先から与えられた課題を解決しながら体験を深めるものです。
今回前浜中学校の生徒たちは、観光客へアンケート調査を行い、佐渡に訪れてどの場所が良かったかや、なぜそのお土産を選んだかなどを聞き取って、集計した結果を発表するという課題に取り組みました。

生徒たちは緊張しながらも、観光客に声をかけてアンケートに協力してもらっていました。
また、カーフェリーとジェットフォイルが両津港に到着する時間に合わせて、学校の伝統である前浜ばやしを披露し観光客らを出迎えました。
アンケートは、2日間で80人分が集まり、生徒たちは結果を集計し、見やすいように工夫して紙にまとめていきました。
用紙にまとめたアンケート結果を佐渡観光交流機構の職員らに報告し、職員からの質問にも答えていました。
前浜中3年生「最初はアンケートを取れるか不安だったけど、外国の人にもアンケートを取れたし、日本の人にもたくさんアンケートが取れたので、いい機会だったと思います。今回やってみて優しい人がすごくいっぱいいたので良かったです。アンケートを取ってみて、佐渡のどこが人気かとか、どういう人が旅行でたくさん来るのかということを知れたのがよかったです。」
なお、職場体験は、この2日間で終わりましたが、今後アンケートで得た結果を前浜地区の観光の活性化につなげる提案を来月に学校内で発表することになっています。

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