公民館「いきいき学級」で下げ紙づくり

正月飾りの「下げ紙」を作る教室が、12月19日に両津地区公民館で行われました。

両津地区公民館では高齢者の意欲的な社会参加を目的に、体操教室や施設見学などを行う「いきいき学級」を年10回開催していて、この日は10人ほどが「下げ紙」づくりに挑戦しました。
参加者らは、まず縁起物や来年の干支の辰にちなんだ龍の絵など、11種類の題材の中から好みの絵を選び、切り絵の経験者である駒形豊さんに絵を切り抜く際のコツを教わります。
「下げ紙」は「袴紙」などとも呼ばれ、家内安全や五穀豊穣などを願い、新年の干支や縁起の良い図柄の切り紙を神棚などに飾るものです。

参加者らは龍の鱗や文字など、細かいものでは3mmほどの線をカッターなどで慎重に切り進めていきます。
作業に慣れてくると、ほかの参加者との会話を楽しみながら和気あいあいと作品作りに勤しんでいました。
参加者「ひげのところが細かいので、ちょっと難しかったです。神棚に供えますし、知り合いにもあげたいと思います。辰のように上昇気流に乗れるように頑張りたいと思います。」

最後には、年10回開催された全てのいきいき学級に参加した2人が表彰を受けました。
両津地区公民館では、参加者からのアンケートをもとに、来年度のいきいき学級の内容を検討していくということです。
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