佐渡関岬キャンプ場 新たな愛称に

公共施設に企業名や商品名などの愛称をつける権利「ネーミングライツ」。新潟県の指定管理施設、相川地区の佐渡関岬キャンプ場のネーミングライツパートナーがこのほど決定し、4月24日に協定の締結式が行われました。

佐渡関岬キャンプ場の新たな愛称は、4月24日から「ist-sado」になります。名前には人と佐渡の自然が共にあるという意味が込められています。
昨年4月にリニューアルオープンし、およそ7ヶ月間のオープン期間中に1,500泊の利用があったこの場所は、東京ドーム0.8個分の4万㎡ほどの土地に55区画のテントサイトと宿泊可能な3棟のロッジ、サウナを含む温浴施設などが備わる複合キャンプ場です。
今月4月1日からは、県の指定管理者として島内事業者の株式会社b2pが運営しています。株式会社b2pは、島内でホテル運営を行う企業とクラフトビールの醸造を行う企業、そして全国でキャンプ場などを手掛ける3社からなる合同会社です。
4月24日の協定締結式には、新潟県の越中隆広総務部長が訪れ、株式会社b2pの伊藤渉代表取締役が協定書に調印しました。
締結式の後には視察が行われ、伊藤さんは施設の特徴などを説明していました。
ネーミングライツの契約期間は5年間で費用は年間20万円です。新潟県はこの費用ist-sadoを含めた県内施設の維持管理などに使用できるよう検討するとしています。

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