佐渡中等志願者数減少で募集停止検討へ

佐渡中等教育学校が2026年度に生徒の募集を停止し、単位制の全日制高校を新設する方向で新潟県が検討を進めていると報じられたことについて、渡辺竜五佐渡市長が取材に応じました。

渡辺竜五佐渡市長はこの報道について、新潟県からは具体的な説明がまだ無いとしながらも、以前から新潟県に対しては両津地区における高校存続の必要性を明確に伝えてきており、今後行われる新潟県との議論の中でも、市民の意見を踏まえた佐渡市のスタンスをを主張していくと述べました。
佐渡中等教育学校は、定員割れが続いたことから2020年に募集停止が検討されましたが、地元の強い反対を受け撤回されました。

しかし、その後も定員割れは続き、今年度は40人募集に18人と半数以下となっています。
県は7月6日に予定されている県議会の常任委員会で、新たな県立高校等再編整備計画を示す方針で、その計画の中に佐渡中等教育学校の募集停止が含まれているとみられます。

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