佐渡をもっと身近に!赤泊寺泊航路の活用促進ツアー

佐渡市と長岡市を結ぶ赤泊寺泊航路の活用を促進するため、先週末と、昨日21日の3日間、日帰りツアーが開催されました。

このツアーは、2019年から定期便の運行が停止している赤泊寺泊航路の活性化を図るため、長岡佐渡広域観光協議会が行政支援を受け社会実験事業として企画したものです。
販売開始から3日でチケットが完売したというこの日帰りツアーは、先週末18日、19日と、昨日21日に行われ、およそ1時間の航海を経て赤泊港に降り立った観光客らおよそ90人を有志による小木祭り太鼓やマスコットキャラクターのサドッキーが出迎えました。
ツアーは、赤泊、小木、真野の各地区を観光する全4コースに分かれていて、滞在時間は5時間ほどと短いものの、それぞれの地区の代表的な観光スポットを巡ることができるプランになっています。
赤泊地区をめぐるコースでは、始めに北雪酒造を訪れ、従業員から説明を受けながら、酒蔵見学を行いました。
街歩きの最後には、赤泊文化会館で山田やまびこ会による民謡が披露されました。
相川音頭や、佐渡おけさのルーツとされる、ハンヤ節などが披露された後は、参加者が佐渡おけさを実際に体験。山田やまびこ会の手ほどきを受けながら、佐渡の郷土芸能を楽しんでいました。
今回のツアーを支援する新潟県交通政策課によりますと、航路の活性化を図るため、来年度も同様のツアーを予定しているということです。
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