佐渡の日本酒がJALの機内提供酒に採用

佐渡のお酒が日本航空の機内で提供されることが決まり、6月6日、酒造会社の代表が市長を表敬訪問しました。

日本航空の国内線ファーストクラスの機内で提供されるお酒に採用されたのは、両津地区
加茂歌代の天領配酒造株式会社の清酒「雅楽代-瑞華-(うたしろ-ずいか-)」です。
6月6日、天領杯酒造の代表加登仙一さんが日本航空新潟支店の支店長とともに渡辺竜五佐渡市長を表敬訪問しました。

島内で作られたお酒が日本航空の国内線ファーストクラスの機内提供酒に採用されたのは初めてで、6月1日から提供が始まっています。
採用された「雅楽代-瑞華-(うたしろ-ずいか-)」は、まろやかな口当たりが特徴で、今回のためにお酒の一番良い部分を抽出する絞り方をした特別なお酒だということです。
採用にあたっては、後継者不在で困っていた酒蔵の蔵元となった加登さんが、美味しいお酒を作ろうと並々ならぬ努力をしていることや、雑味がなく綺麗な質という日本航空がイメージするお酒に合致していることなどが評価されました。
「まさかうちのお酒がまだブランド立ち上げて4年目のところで、こんなに早くJALさんからお声を掛けていただけるとは思ってもいなかったというのが正直なところです。驚き8割で嬉しさ2割りですが、だんだんとその嬉しさが込み上げてきています。」
「日本の島でできたお酒に、外国籍のお客様にも興味を持っていただけると思っております。客室乗務員が実際に飛行機の上で提供する時のプレゼンテーションにも磨きをかけ、佐渡の魅力というものを知ってもらい、佐渡に来たいと思ってもらえるような機内のパフォーマンスを期待しております。」
渡辺市長は佐渡のものづくりが高く評価され、加藤さんに感謝するとともに若い起業家が、今後も増えていくことに期待を寄せていました。
ファーストクラスでの提供期間は7月末までで、720mlの瓶996本を提供予定だということです。

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