二十歳のつどい 新たな一歩踏み出す

令和5年度佐渡市二十歳のつどいが8月15日に行われ、20歳を迎えた出席者たちが夢や目標に向かって、新たな一歩を踏み出しました。

佐渡市では毎年、お盆の帰省時期に合わせて、昨年度に20歳を迎えた成人が集まる会が開かれています。
昨年成人年齢が18歳に引き下げられましたが、佐渡市では、これまでの成人式と同じ20歳を対象とした式を行っていて、昨年から名称を「二十歳のつどい」としています。

今年度の対象者は、平成14年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた475人で、そのうち259人が出席しました。
式辞では渡辺竜五市長から、時代の変化を肌で感じ、新しい価値観への発想で、今までの当たり前をぶち破り、皆様が大いに活躍されることを楽しみにしていますと激励の言葉が送られました。
そして、出席者を代表して、金井地区出身の北村宏樹さんが誓いの言葉を述べました。
式の後には、南極の気象などを調査する南極観測隊として昭和基地へ渡り、オーロラ鑑賞という夢を叶えた真野地区出身の福田陽子さんによる「夢への挑戦!~佐渡から南極・昭和基地へ~」と題した講演が行われました。
福田さんは、周りに夢を話すことが夢や目標を実現する一つの方法だと話し、失敗を恐れずチャレンジしてほしいとエールを送りました。
北村宏樹さん「式を終えて、二十歳になった自覚と責任を改めて確認することはできました。部活でバレーボールをやっているので、とりあえず大学日本一を目指して、バレーボールを頑張りたいと思っています。」
出席者「成人したっていう自覚が芽生えました。専門学校に通っているので、これから医療人になるに向けて自覚も持って、目標に向かって頑張っていきたいと思います。」
出席者「大学に行ってるので、勉強を頑張ってます。高齢化が進んできてるので、介護とかに力を入れていけたらなって思ってます。佐渡に帰ってこれたらいいなとは思ってます。」
二十歳を迎えた出席者たちは、同級生との久しぶりの再会に胸を踊らせつつ、大人になったという自覚を持って、新たな一歩を踏み出したようでした。

最新情報をチェックしよう!