両津川開き 鬼太鼓の競演や花火大会で賑わう

昨日8月8日、両津地区で川開きが行われ、訪れた人は鬼太鼓の競演や花火大会などで、賑わう夏の1日を楽しんでいました。

両津地区では、旧暦の七夕である8月7日に七夕祭り、そしてその翌日には川開きが行われています。
両津川開きは、明治31年に当時の両津港である夷港の開港を祝って行われた記念行事が始まりで、今年で86回を数えます。

あいぽーと佐渡では、川開きに合わせビアフェスタが開催されました。
これは、港の施設活用に取り組むみなとオアシスが主催しているもので、初日の8月8日には、およそ3000人が訪れ賑わいを見せていました。
あたりが暗くなると、夷商店街にはぞくぞくと太鼓を引く鬼組たちが。川開きのイベント鬼太鼓競演会です。
今年は、両津地区を中心とした島内12の鬼組が商店街のおよそ500メートルの通りに太鼓を構え、所狭しと鬼太鼓を披露します。
1つの鬼組が舞うすぐ横で、別の鬼組の舞を見られるのが競演会の醍醐味。集落によって異なる舞や裏打ちを、一度に楽しめる数少ない機会に、通りはカメラやスマホを構える多くの観客であふれていました。
そして、午後8時半になると、川開きの最後を飾る大花火大会が。およそ500発の花火が両津港の夏の夜空を彩りました。最後には、恒例の2尺玉が打ち上げられ、祭りを締めくくりました。
両津川開き協会によりますと、七夕まつりと川開きの2日間で延べ2万人ほどが訪れ、明治から続く夏の恒例行事を楽しんだということです。
なお、あいぽーと佐渡を会場として開催されているビアフェスタは、8月15日まで開催されていて、ヨットの乗船体験やライブなど、様々なイベントも企画されているということです。

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