両津地区歌見で民話になぞらえた「鬼の田植え」

5月9日、両津地区歌見で民話になぞらえ、児童らが鬼に扮して田植えを行いました。

鬼の田植えに参加するため、鬼に扮して歌見の棚田に集まったのは、内海府小中学校の児童生徒8人です。

この田植えイベントは、元地域おこし協力隊で退任後も虫崎に住み活動を続けている竹林雅喜さんが主催しているもので、今年で5年目になります。
「鬼の田植え」は黒姫に伝わる民話で、鬼が田植えを手伝いその田んぼが豊作になったという話です。
このような民話になぞらえ棚田に足を運んでもらい、少しでもその魅力に触れるきっかけにしようと開催されています。

鬼に扮した児童生徒は、竹林さんの指導のもと田植え機に乗って、0.4aの田んぼでコシヒカリを植えていきます。

慣れていないこともあり、まっすぐに植えるのに苦労しながらも、一生懸命に田植えの手伝いに励んでいました。
また、田植機で植えることができない場所は、3、4本ずつ手作業で丁寧に苗を植えていきました。
児童らは、不安定な足元に苦戦しつつも、青空の下での田植えを楽しんでいる様子でした。
棚田は、企業や大学の研修先としても注目が集まっていて、今後も棚田を生かしたイベントを通じ、交流人口を増やしていきたいとしています。

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