ダイバーたちの願い海へ 水中七夕祭り

海の中に置かれた笹に、願い事を書いた短冊をダイバーが飾る「水中七夕祭り」が7月8日と9日、両津地区北小浦と小木地区琴浦の海中で開催されました。

平成元年から30年以上続く水中七夕祭りは、これから始まるダイビングシーズンに向け、海の安全を願おうと佐渡スキューバダイビング協会が主催しているもので、島内外から2日間でおよそ50人のダイバーが参加しました。
初日は、佐渡屈指の人気ダイビングスポットである北小浦の海に潜り、コブダイの弁慶が有名な赤岩付近に設置された笹に「安全潜水」や「健康でずっと潜れますように」など願いごとを書いた短冊を結びつけていきます。

この日は、天候がすぐれなかったものの、水温が上がっていたことから魚が多く見られ、ダイバーたちは、コブダイとのふれあいや水中でのひと時を楽しんでいました。
佐渡スキューバダイビング協会は、「佐渡のダイビングは、7月から10月までが1年で最も透明度が高く、魚影が濃くなるベストシーズンです。水族館では再現できない自然の景色がありますので、ぜひ潜りに来てほしいと」しています。

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