あいぽーと佐渡で故・天野尚さんの写真常設展

写真家の故・天野尚さんの写真常設展が始まり、佐渡を写した写真が展示されています。

あいぽーと佐渡の2階展示室には、写真家でアクアデザインアマノの代表を務めた故・天野尚さんが残した佐渡を写した写真31点が展示されています。
天野さんは、2008年の洞爺湖サミットの晩餐会に展示され、一躍脚光を浴びた佐渡の天然杉の写真をはじめ、数々の自然写真で有名です。
天野さんは、水草や石などを使い水槽の中に自然の生態系を再現するネイチャーアクアリウムという独自のアクアリウムスタイルを確立しました。

水槽の中に生態系を再現するために天野さんが大切にしたのは、自然の観察です。天野さんは「自然から学び自然を作る」をコンセプトに、数々の自然を写真に収めることでネイチャーアクアリウムに関するイメージを頭で膨らませていたそうです。
そのためにたどり着いたのが最大8×20という大きなフィルムで自然をありのまま克明に写真に収めることでした。
今回寄贈された写真にも、壁一面を飾るほどの大きさのものがあり、佐渡の自然がまるでそこにあるかのように鮮明に写されています。

今回展示されているのは、アクアデザインアマノから寄贈された179点の写真のうちの31点ですが、今後展示写真は不定期で入れ替えられます。
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