「島球児たちの夏」羽茂高校

7月6日に開幕を迎える第105回全国高等学校野球選手権新潟大会に出場する島内チームを紹介するシリーズ島球児たちの夏です。最終回は羽茂高校野球部です。

羽茂高校の野球部は現在選手3人、マネージャーを含め5人です。そのため、新潟市内の新潟向陽高校、万代高校の野球部とおととしの秋の大会から連合チームを作り出場しています。
4月からは、ほぼ毎週新潟に渡り、連合チームで練習を行うほか、県内チームと練習試合も行っています。

ピンチの場面でも落ち着いて投球できる万代高校のピッチャーを中心に、連合チームとしてまとまってきました。
三田克則監督「3年生は3人で、合同3校でそれぞれ1校に1人ですが、その3年生が中心となるチームです。」
今年の夏、連合チームには、羽茂高校から2人がスタメンで起用され、1人がベンチ入りしています。その中でサードを任されたのは、羽茂高校野球部の主将でもある3年渡邉智貴選手です。
渡邉智貴主将「自分の強みは足が早く、打球に追いつくことが得意なので守備を頑張っていきたいと思います。大変なのは、連携プレーです。連合チームとして会う機会が少ないので、連携プレーがちょっと大変です。チームの強みとしては、一人一人みんな明るいので、とてもいい雰囲気です。」
連合チームでセンターを任されているのが羽茂高校2年その外内翔和選手です。
外内翔和選手「自分は、肩が強いと思ってるので、肩で相手のことをまず牽制して、プレッシャーかけて、攻撃につなげていきたいです。」
3年の岡崎煌叶選手は高校から野球を始め、公式戦の試合で初めてベンチ入りしました。
岡崎煌叶選手「部活を辞めずにみんなとやってきて、ここまでこれたので本当に嬉しいです。チャンスがあれば試合に出場したいです。」
羽茂高校で選手を指導する計良尚人監督は、連合チームについて次のように話します。
計良尚人監督「どんどんチームになっていくのが目に見えてわかります。本当に雰囲気が良くなっていってるように見えます。」
個々に連絡を取り合うなど、離れているからこそ日頃からコミュニケーションを取る3校の選手たち。羽茂・新潟向陽・万代、それぞれの力を合わせ夏の大会へ挑みます。
新潟向陽、万代との連合チームで出場する羽茂高校の初戦は7月10日、新潟市のHARD OFF ECOスタジアム新潟で対戦校は、新潟商業高校です。

最新情報をチェックしよう!