柿を配って鍵かけ防犯呼びかける

住居や車内へ侵入する犯罪を未然に防ごうと、鍵かけを呼びかける広報活動が10月18日、佐和田地区の海岸道路で行われました。

これは、10月11日から始まった新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間・全国地域安全運動の一環で毎年行われているものです。
今日は、佐渡警察署のほか、佐渡市安全安心まちづくり協会など22人と新潟県警のマスコットキャラクターひかる君が参加しました。
この広報活動は「鍵」と佐渡の特産品の「柿」をかけ、「柿を食べて鍵をかけて」というスローガンのもとを行われ、参加者らは広報啓発チラシと羽茂農業協同組合から提供されたおけさ柿をドライバーに手渡し、鍵かけによる防犯を呼びかけました。

呼びかけを行う参加者「鍵かけキャンペーンやってます。車の鍵、お家の鍵しっかりかけてください。柿を食べて鍵をかけて!羽茂の柿食べてください。」
佐渡警察署によりますと、佐渡市で今年1月から8月末時点で建物へ進入し、金品を盗む犯罪は16件発生していて、うち10件は無施錠による被害です。17件発生した昨年の1年間と同程度の件数であり、大半は無施錠が原因のため、基本的な防犯を心がけて欲しいとしています。
また、乗り物の窃盗被害と車上狙いは、昨年数件あったものの、今年1月から8月末時点で佐渡市では発生していません。

大島裕司課長「佐渡市内は犯罪の発生件数が少ないせいか、鍵をかけるご家庭が少ないように感じます。また、車の方もエンジンをかけっぱなしで離れる方もいると聞いておりますので、防犯の第一である鍵かけに務めて頂き、犯罪の発生を抑止して頂ければと思います。」
参加者は、おけさ柿と広報啓発チラシを150部配り、鍵かけの大切さを多くの人へ呼びかけました。
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