SNS型ロマンス詐欺 60代男性が1,300万円の被害

佐渡警察署は8月1日、SNS型ロマンス詐欺でおよそ1,300万円を騙し取られる詐欺被害があったことを発表しました。

被害にあったのは島内在住の60代男性で、今年4月末頃にその男性のスマートフォンのSNSに女性の名前を名乗る者から友達登録をするよう申請がありました。
 
男性が友達登録をしたところ別のSNSに誘導され、女性を名乗る者と連絡が始まりました。
 
相手とおよそ2週間交信を続けたあとに相手から「伯父から金の投資を教わっていて、1日に100万円以上の儲けが出ている」などと言われ、金取引の投資に勧誘されたということです。
 
そして、被害男性が投資したい旨を伝えると、スマートフォンに架空の投資用アプリケーションのダウンロードと現金の振込口座を指定され、5月下旬までの間に4回にわたり1,300万円を送金して騙し取られました。
架空のアプリケーション上では利益が出たように表示されていましたが、4回目の振込後に金融機関から被害男性に「詐欺ではないか」と連絡があり、被害男性が警察に相談して詐欺被害に気がつきました。
 
詐欺被害に遭わないために警察は以下のような注意を呼びかけています。
 
SNSのダイレクトメッセージは、相手や内容を制限する機能があるため、それを活用すること。

SNSやマッチングアプリで知り合った後、一度も会わないまま短期間でLINEに誘導された場合は詐欺を疑うこと。
 
SNSやマッチングアプリで親密に連絡を取り合ったとしても、一度も会ったことのない人から投資を勧められた場合は、詐欺を疑い警察相談してほしいなどとしています。


 
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