佐渡警察署は6月13日、島内の60代の男性が現金と電子マネー合わせておよそ380万円を騙しとられる特殊詐欺被害が発生したと発表しました。

さらに同じ日、通信事業の関係者を名乗る別の男から「あと2つの動画サイトで未納料金が合わせて50万円ある」と電話があり、被害男性は男の指示通り電子マネーカード50万円分を購入し、カードの番号を伝えたということです。

その後、6月12日にも警察庁を名乗る男からの電話で「口座の残高を教えて欲しい」と言われ、不審に思った被害男性は警察に相談し被害が発覚しました。
佐渡警察署によると、今年に入り佐渡管内で発覚した特殊詐欺被害は6件で、そのうち5件は、ここ1か月に発生しています。
特に6月に入ってから市役所や年金機構の職員を装った還付金詐欺や架空料金請求詐欺の予兆とみられる電話が多数確認されているとして「+1」や「+44」などから始まる国際電話からの電話には出ない、かけ直さないなどの注意を呼びかけています。