60代男性が約1,500万円の特殊詐欺被害

警察署は5月17日、全国的に被害が拡大している警察官などを装った特殊詐欺で島内の60代の男性がおよそ1,500万円を騙し取られたと発表しました。

佐渡警察署によると、5月15日の午前に被害男性のスマートフォンに検察官もしくは、警察官を名乗る男から電話があり「捜査している犯罪の収益があなたの口座に入っていることが判明している」などと言われたということです。
 
さらに、翌日の午前中には警察官を名乗る別の男から電話があり、被害男性の名前が書かれた偽の逮捕状の写真を送りつけ「事件に関係ないなら身の潔白を証明しなければならない。あなたの口座のお金を警察に預けて調査する必要がある」などと言われ、被害男性は5月16日に2回にわたり市内の金融機関から合計およそ1,500万円を指定された口座に振り込みました。
 
その後被害男性は家族に相談し、騙されたことに気づき警察に通報しました。佐渡警察署では、警察がお金を預かることや逮捕状の画像を送ることはなく、そのような場合は詐欺を疑い家族や警察に相談してほしいということです。

最新情報をチェックしよう!