60代女性が約100万円の特殊詐欺被害

佐渡警察署は6月13日、佐渡市内の60代の女性がおよそ100万円を騙し取られる還付金詐欺被害が発生したと発表しました。

佐渡警察署によりますと6月12日の午後1時頃、被害女性の自宅の固定電話に市役所の職員を名乗る男から電話があり「医療費の還付にかかる封書が届いていないか 締め切りを過ぎたが、ATMで申請すれば今日でも間に合う」などと言われたということです。
 
電話を切った後、今度は金融機関の職員を名乗る男から電話があり、指定するATMに行き着いたら電話をかけるよう指示を受けたということです。
 
ATMに着き、050から始まる電話番号に電話した女性は、相手の指示を受けながら2回にわたり現金およそ100万円を他人名義の口座に振り込みました。
佐渡市では、特殊詐欺で5月に60代男性が1,500万円、60代女性が400万円の被害に遭い、6月10日にも60代女性が50万円を騙し取られる被害が出ています。
 
佐渡警察署は、特に6月に入ってから市役所や年金機構の職員を装った還付金詐欺や架空料金請求詐欺の予兆とみられる電話が多数確認されているとしていて、相手がATMの操作を指示してきたら詐欺を疑い、+1や+44などから始まる国際電話からの電話には出ない、かけ直さないなどの注意を呼びかけています。

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